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![ルアンパバーンのタットクアンシー滝の長時間露光。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1070x10000:format=jpg/path/s45f8c3db950408ef/image/ied023d21d992b48a/version/1695641632/%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%BC%E6%BB%9D%E3%81%AE%E9%95%B7%E6%99%82%E9%96%93%E9%9C%B2%E5%85%89.jpg)
ユニークな体験であれ、古くからの伝統であれ、息を呑むような自然の光景であれ、旅行者なら誰もが経験したことがあるはずのものがある。次の目的地は間違いなくこのカテゴリーに属する。タット・クアン・シーの滝はラオス北部で最も有名で印象的だからだ!
![木々の間に立ち、カメラを見つめる女性。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1070x10000:format=jpg/path/s45f8c3db950408ef/image/id40221f0c2d8829d/version/1695641634/%E6%9C%A8%E3%80%85%E3%81%AE%E9%96%93%E3%81%AB%E7%AB%8B%E3%81%A1-%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%81%A4%E3%82%81%E3%82%8B%E5%A5%B3%E6%80%A7.jpg)
滝へのアクセスは簡単で、ルアンパバーンの街からわずか30キロしか離れていない。タット・クアン・シーへの行き方はいくつかある。ミニバンのプライベートツアーを予約するか、快適なトゥクトゥクに乗るか、スクーターを借りて自分の足で行くかだ。どの方法を選ぶにしても、できるだけ早めに入口に着くようにしよう。その名声とユニークさから、滝は当然ながら人気の観光地だ。
![タット・クアン・シー滝の緑の植物のクローズアップ。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1070x10000:format=jpg/path/s45f8c3db950408ef/image/i45dc5b2978978c4d/version/1695641639/%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%88-%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%B3-%E3%82%B7%E3%83%BC%E6%BB%9D%E3%81%AE%E7%B7%91%E3%81%AE%E6%A4%8D%E7%89%A9%E3%81%AE%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97.jpg)
![タット・クアン・シー滝の赤い花のクローズアップ。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1070x10000:format=jpg/path/s45f8c3db950408ef/image/iadeb2b3b2cf93c1d/version/1695641642/%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%88-%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%B3-%E3%82%B7%E3%83%BC%E6%BB%9D%E3%81%AE%E8%B5%A4%E3%81%84%E8%8A%B1%E3%81%AE%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97.jpg)
スクーターを選び、バックパックを背負い、日の出に向かって車を走らせる。午前7時過ぎに入り口に着くと、親切な従業員が最初の訪問者として私たちを歓迎し、一人当たり25,000キップ(~1.30ユーロ)の入場料を徴収した。基本的に開園時間は午前8時から午後5時半まで。しかし私たちはラッキーなことに、到着してすぐに入園を許された。小さな看板が、滝への道は2つあると教えてくれる。右折し、水盤と熊の囲いを通り過ぎたところにある小道(そう、ここには熊がいるのだ)を曲がって行くか、舗装道路をメイン・アトラクションまでまっすぐ行くかだ。
![赤い橋の上に立ち、タット・クアン・シーの滝を眺める男。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1070x10000:format=jpg/path/s45f8c3db950408ef/image/i250abf9dcf6fbebe/version/1695641645/%E8%B5%A4%E3%81%84%E6%A9%8B%E3%81%AE%E4%B8%8A%E3%81%AB%E7%AB%8B%E3%81%A1-%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%88-%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%B3-%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%BB%9D%E3%82%92%E7%9C%BA%E3%82%81%E3%82%8B%E7%94%B7.jpg)
![赤い橋の上を歩き、タット・クアン・シーの滝を眺める男。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1070x10000:format=jpg/path/s45f8c3db950408ef/image/ie56a1fa6032c92df/version/1695641648/%E8%B5%A4%E3%81%84%E6%A9%8B%E3%81%AE%E4%B8%8A%E3%82%92%E6%AD%A9%E3%81%8D-%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%88-%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%B3-%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%BB%9D%E3%82%92%E7%9C%BA%E3%82%81%E3%82%8B%E7%94%B7.jpg)
ほんの数分歩いただけで、私たちは直行することに決め、高さ60メートルの滝に立った。淵は青く輝き、小さな亀が悠然と泳いでいる。遥か彼方には誰もおらず、私たちはその光景と静寂を楽しむことができる。滝の中で泳ぎたいと思っても、このエリアでは禁止されているので、がっかりせざるを得ない。しかし、もっと下にはたくさんのプールがある。
![ターコイズブルーに輝くタット・クアン・シーの滝の水面には、植物の緑の葉が垂れ下がっている。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1070x10000:format=jpg/path/s45f8c3db950408ef/image/i188586e1c7a33119/version/1695641652/%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%81%AB%E8%BC%9D%E3%81%8F%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%88-%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%B3-%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%BB%9D%E3%81%AE%E6%B0%B4%E9%9D%A2%E3%81%AB%E3%81%AF-%E6%A4%8D%E7%89%A9%E3%81%AE%E7%B7%91%E3%81%AE%E8%91%89%E3%81%8C%E5%9E%82%E3%82%8C%E4%B8%8B%E3%81%8C%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B.jpg)
ちなみに、伝説によると、この滝は、賢い老人が干上がったナム・シー川の水を深く掘って水面に戻したときにできたという。水がタット・クアン・シーに達した後、滝から突き出た大きな岩の下に美しい金色の鹿が住み着いた。この岩に落ちる水の音は、魅惑的な響きを生み、全国から滝を訪れる人々を魅了した。Tatは滝、Kuangは鹿、Siは掘るという意味である。この大きな岩は2001年の地震で割れてしまったため、残念ながら今は見ることができない。
![朝、タット・クアン・シー滝の水たまりを掃除する男性。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1070x10000:format=jpg/path/s45f8c3db950408ef/image/i24cf51edbf1133d6/version/1695641656/%E6%9C%9D-%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%88-%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%B3-%E3%82%B7%E3%83%BC%E6%BB%9D%E3%81%AE%E6%B0%B4%E3%81%9F%E3%81%BE%E3%82%8A%E3%82%92%E6%8E%83%E9%99%A4%E3%81%99%E3%82%8B%E7%94%B7%E6%80%A7.jpg)
![タット・クアン・シー滝のクローズアップ。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1070x10000:format=jpg/path/s45f8c3db950408ef/image/id207f0d74add1e91/version/1695641660/%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%88-%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%B3-%E3%82%B7%E3%83%BC%E6%BB%9D%E3%81%AE%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97.jpg)
![タット・クアン・シーの滝のふもとでほうきを持つ男。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1070x10000:format=jpg/path/s45f8c3db950408ef/image/i03d531878c98ec32/version/1695641663/%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%88-%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%B3-%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%BB%9D%E3%81%AE%E3%81%B5%E3%82%82%E3%81%A8%E3%81%A7%E3%81%BB%E3%81%86%E3%81%8D%E3%82%92%E6%8C%81%E3%81%A4%E7%94%B7.jpg)
時間に余裕があれば、滝の左右にある小道をぜひ辿ってみてほしい。頂上には泉があり、周囲の壮大な景色も見渡せる。小さな橋や階段が透明な水の上に続いており、小さなピクニックエリアもある。再び斜面を下り、今度は別の道を選ぶ。信じられないような色のプールとレストランを通り過ぎた。タット・クアン・シーを訪れたら、もちろん水に飛び込むことは絶対条件だからだ。熊の囲いに最後に立ち寄った後、帰路につく。ちなみに、この動物たちは団体によって飼育下から解放されたツキノワグマである。公園の入り口には、どんどん人が集まってくる。道路はミニバスやスクーターでいっぱいだ。午前10時からは滝の活動が活発になるからだ。
![クアンシーの滝のさまざまな淵を長時間露光で撮影。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1070x10000:format=jpg/path/s45f8c3db950408ef/image/i78e266d332b6378f/version/1695641667/%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%BB%9D%E3%81%AE%E3%81%95%E3%81%BE%E3%81%96%E3%81%BE%E3%81%AA%E6%B7%B5%E3%82%92%E9%95%B7%E6%99%82%E9%96%93%E9%9C%B2%E5%85%89%E3%81%A7%E6%92%AE%E5%BD%B1.jpg)
![クアンシーの滝で水の中に入っていく男。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1070x10000:format=jpg/path/s45f8c3db950408ef/image/i2472bcca7056b6f5/version/1695641670/%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%BB%9D%E3%81%A7%E6%B0%B4%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%AB%E5%85%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%8F%E7%94%B7.jpg)
![タット・クアン・シー滝の囲いの中のツキノワグマ。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1070x10000:format=jpg/path/s45f8c3db950408ef/image/id0c6a4d132055281/version/1695641673/%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%88-%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%B3-%E3%82%B7%E3%83%BC%E6%BB%9D%E3%81%AE%E5%9B%B2%E3%81%84%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%AE%E3%83%84%E3%82%AD%E3%83%8E%E3%83%AF%E3%82%B0%E3%83%9E.jpg)
朝の気温が高く、息をのむような淵に浸かることはできなかったが、こんなに早くタット・クアン・シーの滝を訪れてよかった。印象的な自然の光景を静かに眺めることができたし、他の多くの観光客と道を共有する必要もなかったからだ。ラオス北部で最も有名な滝は、間違いなくラオスで必見の観光名所のひとつだ!私たちは広大なコンプレックスを抜け出し、クロアチアのプリトヴィッツェ湖群と比較した。ある意味、この2つの水域はすでによく似ている。スクーターを走らせ、ルアンパバーンへと戻る。まだ日は浅い。次の目的地は、バン・ザン・ハイという機織りの村だ!